茶豆和菓子のおは・きな・ずん!

車椅子の漫画家、茶豆和菓子(ちゃまめわかこ)がいろいろ書くよ!見ていってね!

ヘルプマークは東京都で、ハート・プラスマークはNPO

茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
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東京都が
2012年に作ったヘルプマーク
いま、じわじわと
広がりをみせています。
 
2020年の
無関係ではないかもしれませんね。
 
ヘルプマークは、
義足人工関節を使用している方、
内部障害難病の方、また、妊娠初期の方など、
外見からではわからない
内的な困難を持っている人が持ち歩くことで、
困ったときに
助けてもらいやすくなるためのマークです。
 
 
ヘルプマークができるまでは、
「内部に疾患がある」ことを
ほかの人にわかってもらう手段は
なんにもありませんでした。
 
少なくとも茶豆が知る限りでは、
NPO法人 ハート・プラスの会
ハート・プラスマークだけでした。
 
ハートプラス.png

 

ご紹介しましたが、
876gの
超未熟児として生まれた茶豆は、
心臓・肺・腎臓・腸・
関節・骨・神経・血管
などなど・・・
 
全身のあらゆる部分が疾患だらけでした。
(悪くない部分がない・・・(笑))
 
そうした数々の症状を
ほかの人にイチからぜんぶ
説明できるようなはずもなく、
そのため、
自身の具合の悪さや
できること・できないことを
分かってもらうこともまた、
とてもむずかしいことでした。
 
そのような茶豆でしたが、
ハート・プラスマークを
カバンにつけたりして 
使用させていただくことで、
それまで説明しきれなかった
内的な部分のつらさを
理解してもらえるようになって、
とても助かりました。
 
2012年からは
東京都の公式なヘルプマーク
作られたので、
じつはどちらも持っています。
 
まぁ、いまは完全に車イスに
なってしまったので
使う機会は減りましたが・・・
poster_B3.png
 
内臓疾患や、様々な度合いの
精神的な疾患など、
外見からわからない病気
たくさんあります。
 
そうした場合にも、
ヘルプマークを持っていることで、
詳しい病状を言わなくても、
助けてもらえたり、
逆に見守ってもらえたりするのは、
とても素晴らしいことだと思います。
 
それは、
茶豆が日頃から考えている
双方向バリアフリーの考えにも
つながります。
 
双方向バリアフリーとは、
物理的なハード面でのヘルプと、
 
人を思いやったり
痛みや苦しみに共感して
寄り添おうとする
心理的なソフト面でのヘルプとが
融合したバリアフリーのことで、
茶豆が考えた新しい概念です!
 
 
この 双方向バリアフリー
考えで暮らすと、
「健常者は障害者を助けるもの」
「障害者は助けを待つもの」
といういままでの感覚を抜け、
心が柔らかく、自由になれます。
 
たとえば、
健常者だっていろいろと
つらくて苦しいことがあるんだよ
 
障害があるけれど、
コレは自分でできるように
訓練したから大丈夫!
 
と言えるようになったり、
逆に、
 
あのひとは、パッと見、
健常者に見えるけれど、つらそうだな、
もしかしたら持病があるのかも・・・
 
この坂道はあの車イスでは
きつそうだな、
大丈夫かどうか声をかけてみよう。
 
と思いやったり。
 
様々な目に見えない状況を
想像し、思いやることで
さらに具体的な行動やヘルプ、
声かけや見守ることに
つながるという、
画期的な考えなのです✨
 
双バリマーク.png
 
ヘルプマーク
ハート・プラスマークで、
健常者と障害者。
モノとココロの両方から
歩み寄る双方向バリアフリー
もっと広まったらいいなぁ!
 
ということで、
内部疾患をお持ちで
お困りの方はぜひ
 
ヘルプマーク
ハート・プラスマーク
お持ちになってくださいませ。
 
そして双バリマークも
フリー素材としてブログにありますので
ぜひ使ってみてくださいませ。
 
元気なみなさんは、
バスや電車、街中で
このマークを見かけたら、
「あぁ、
内部疾患のある方なんだな」
と、理解してもらえたら
うれしいです。
 
(*^_^*)
 
↓ ハート・プラスの会さんのHPはコチラ ↓
HP内のリンクから
マークを印刷してご利用可能です。
botan_banner_b.gif
 
ヘルプマークの 配布場所

都営地下鉄各駅 駅務室

押上駅、目黒駅、白金台駅

  白金高輪駅新宿線新宿駅を除く)

 

・都営バス 各営業所

 

・荒川電車 営業所

 

日暮里・舎人ライナー 駅務室

 (日暮里駅、西日暮里駅

 

ゆりかもめ 駅務室

 (新橋駅、豊洲駅

 

多摩モノレール 駅務室

 (多摩センター駅中央大学・明星大学駅高幡不動駅

  立川南駅立川北駅玉川上水駅上北台駅

 ※一部時間帯を除く

 

東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)

 

・都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院等

 

 


 
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
 
こまっている人が
「こまってるんです!」と
気軽に言えて助け合える社会に
なってほしいな~と思います。
 
また、このたび
茶豆の身の上などとともに、
そうした双方向バリアフリー
考えについても
皆さんと共有できる講演会を
南大沢で開催することになりました。
 
ぜひお越しくださいませ!
 
 
それでは今回はこのへんで!
 
またね~(^^)/
 
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