障害者差別解消法施行を考える:茶豆から勉強したい障害者に送るエール
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
こんにちは!
みなさん、
障害者差別解消法って知ってますか?
これは昨年2016年4月に
施行された法律で、その名の通り、
障害を理由にした差別を禁じるものです。
おかげで障害のある学生でも
支障なく授業が受けられるような
サポートを、学校側に求めることが
できるようになりました。
(*´▽`*)
やったね!
これで障害のあるひともないひとも
平等に勉強できるね!
・・・と思いきや、
まだまだ課題は多いようです。
障害には様々な種類があり、
ひとによって
その度合いも、いろいろです。
車イスの人もいれば、杖の人もいます。
目や耳が不自由な場合もあれば、
困っているひともいて、
それぞれがみんな「障害学生」です。
大学の中で、そうした
障害学生のひとりひとりに
適切なサポートをするには、
専門的な知識をもったスタッフや
専門の部署での支援が必要ですが、
施行から1年たった現在、
そうした専門部署をもつ大学は
なんと、
公立・私立を合わせても、全体の
2割弱しかないそうです。
まだまだ少ないんですね・・・
考えてみれば、
茶豆は幸せだったなぁ・・・
茶豆の大学は、
入試の段階からサポートが必要な受験生は
「特別措置」の申請をすることで、
自分に合った環境で
ほかの受験生と平等に受験できます。
そして、試験に合格しさえすれば、
入学後のことは学校と相談しながら
進めていくことができ、
また、
ボランティアサークルや有志団体による
さまざまなサポートも充実しています。
このようにして、茶豆が在学していた当時は
専門部署という名前こそありませんでしたが、
学校と学生のそれぞれが
お互いに協力しあって、
障害学生に合うサポートを
作り上げてくれていました。
そうした優しい空気の中で、
元気な学生たちも
自然とエレベーターを譲ってくれたり、
構内や周辺の坂道で
車イスを押してくれたりして、
茶豆たち障害学生も安心して、
ほかの人たちと 一緒に
勉強することができました。
(個人的ではありますが、
茶豆の通っていた大学と級友のみんなに
この場を借りて改めて
4年間の感謝を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございましたm(_ _)m)
新しい時代の波もあって、
さまざまな障害に対して
理解が深まるとともに、
障害学生の数もどんどん増えています。
いま、日本じゅうの大学が、
これまでのような
ボランティアの心だけでは
障害学生それぞれに
具体的なサポートを提供することが
難しくなってきているのも
事実なのだと思います。
実際に、
障害者差別解消法が制定されてからも、
大学側が障害学生の受験申請などを
断ったケースもあったようです。
まぁ、そもそも
「自宅から学校に行くまで」が困難なため、
進学自体をあきらめざるをえないひとも
たくさんいるとは思いますが・・・
ちなみに茶豆の場合は
最寄りの駅まで親に車で送迎してもらい、
駅からは、JR駅のスタッフのみなさんの
サポートのおかげで安全に通うことが
できました。
(またまた個人的にではありますが、
JR駅のスタッフのみなさんに
この場を借りて改めて
4年間の感謝を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございましたm(_ _)m)
どう考えても、
茶豆はラッキーだったと思います。
でも、
「どうしても大学に行って勉強したい!」
という信念を持ち続けて
あきらめずに頑張れば
いろいろなカタチで
道はひらけるものなんだと
あらためて、思います。
って、ちょっと脱線しましたが、
そのへんの
「茶豆のあきらめなかった話」は
別の機会に、ということで。
では話を戻します!
せっかく
控えているのだから、
これを機に、大学のことに限らず、
日本全体がもっともっと
バリアフリーになったらいいのになぁ。
そのためには、
制度はもちろんですが、
みんなの考え方や
具体的なインフラ整備など、
乗り越えなければいけない難しい問題が
まだまだ山積みですね・・・
(;^ω^)
でも時間がかかってもいいから
「オリ・パラだけで終わらない
ずーっとつづくバリアフリー社会」
をみんなで作っていきたい
と願っています!
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
4月から大学が始まって、
もう2か月がたちますね。
障害学生のみなさん。
法律が施行されたとはいえ、
まだまだ、日々、大変なことと思います。
でも、こんな茶豆だって
4年間をやりぬいたのだから、
みなさんなら、大丈夫。
やりぬけます!
で、
つらいときは
「つらい!」って言って、
「たすけて~!」って
叫んじゃいましょう!
そして元気な皆さん。
困っている人を見かけたら、
ぜひサポートをお願いします。
声をかけるって、
とても勇気がいることですが、
「大丈夫ですか?」とか、
「手伝いましょうか?」とか、
本当に、
ほんのひとことでいいんです。
自分のことは自分でできるように
訓練をしている障害者のひとも多いですが、
それでも困っちゃうことはあるし、
むしろ、困ってても、申し訳なくて
「助けてほしいなぁ」って
言えないことはたくさんあります。
お互いに気軽に
「大丈夫?」
「ちょっと 助けて~!」
って、言いあえることこそが
本当のバリアフリーだと思うのです。
毎日悲しい事件もたくさんあるけど、
少しずつ理解しあっていけたらいいなと
思う、茶豆でした。
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/