茶豆和菓子のおは・きな・ずん!

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落合恵子さんの講演会「命の感受性」に行って自己受容を考えた!

茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
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こんにちは!
 
 
昨日は八王子のクリエイトホールに
落合恵子さんの「命の感受性」という
講演会を 聴きにいってきました。
 
これは、八王子の市政100周年の
記念事業のひとつとして、
「調べる学習コンクール」開催記念で
開かれた講演会でした。
 
落合さんは栃木県のご出身で、
文化放送の アナウンサーを経て
作家として活動しながら、
1976年から子どもの本の専門店
「クレヨンハウス」を設立しました。
 
なんと創立41年ですって!
(*‘∀‘)すごいですね!
 
茶豆は雑誌や本などで、落合さんの理念を
折に触れて読んできましたが、
今回、ご本人から直接聴くことができた
貴重なおはなしは、
まさにまるでクレヨンのように
色鮮やかで、
そしてとても考えさせられるものでした。
 
 
今回の落合さんのお話のテーマのひとつが、
「ふつう」や「あたりまえ」でなくて良いのだ
ということでした。
 
母子家庭で育った落合さんは、
たくさんの「ふつう」や「あたりまえ」に
苦しみ、疑問を持ち、
それらに対して
自分なりの答えを出すことで乗り越え、
たくさんの壁をぶち破ってこられたのでした。
その、つらかった子供時代に、
落合さんのシェルターになり、
導いてくれたものこそが
図書館であり、
数々の本との出会いだったのです。
以前、まぼろし国の歴史シリーズでも書きましたが、
病弱で幽霊生徒だった茶豆も、
やっぱり「ふつうじゃない」こどもでした。
 
茶豆の場合は発達がゆっくりだったので、
「できること」と「できないこと」が極端で、
たいていの子供たちができることが
できるようになるまで
2倍も3倍も時間がかかったり、
みんなが好きだと思うことと
茶豆が好きだと思うことは
ちがったりしたので、
 
まぁつまり、
すんごい変わり者扱いされました(笑)
 
 
そんな茶豆が逃げ込んだのも、
やっぱり本の世界でした。
 
こどもの頃の落合さんと同じように
茶豆も、いわゆる
お姫さまと王子さまの物語よりも
猫の図鑑とか海の図鑑とか
薬草辞典などをながめているほうが好きでした。
 
あ。もちろん今では、
ファンタジー、大好きなんですよ?
なにしろ今では
まぼろし国に住んでいる」ので(笑)
あの頃は、どうしてあんなにも
物語が好きじゃなかったんだろう? 
だって、こどもって、
つらいことがあったら
まずまっさきに
ファンタジーの世界に
逃げ込みそうじゃないですか・・・
 
 
でも、今回の落合さんのおはなしで、
その理由が分かった気がしました。
茶豆はたぶん、
うらやましすぎて読めなかったんですね、
「女の子はお姫さまで、
王子さまと一緒に幸せになれました」
っていう物語が、うらやましすぎて。 
 
それはあくまでも
「元気な女の子」の話であって、
病院のベッドで
毎日寝込んでいる茶豆には
関係ない世界のおはなしだと、
どこかで思っていたのでしょう。
 
逆に中学の頃からは
こども時代を取り戻すかのように
ファンタジーやフィクションや
小説などを読みあさりました。
いろいろなジャンルの本を
読んでいくなかで、
モノの見方が変わったというのも
あったと思いますし、
 少しずつ病気が良くなっていったことで、
「希望をもつこと」の意味
分かっていったのかもしれません。 
だんだんと、
みんながそれぞれちがっていて、
それでいいんだ
思えるようになっていきました。
 
成長したんですね~(しみじみ)
 
そうした茶豆自身の変化が
心理学への興味や「まぼおは」の世界観に
現れているのだと思います。
 
たくさんの本を読むことは、
たくさんのひとのモノの見方を知ること
だと思います。
 
そしてモノの見方を知ると、
自分や自分の苦しみを
客観的に見ることができるようになって、
苦しみしかなかった心に
すこしスキマができます。
そのスキマに入るものこそが
希望だと思うし、
そうであってほしいと
願わずにはいられません。
 
だからこそ、図書館は
いつでも安心して逃げ込める
シェルターでもあるのだと思います。
 
逃げられるなら逃げたっていいし、
そこで心を休めて
立ち向かっていけるようになったなら
立ち向かっていけばいいし。
ムリをしてまで
「みんなと同じ」でなくたっていいのです。
いのちが何よりも大事
なのですから。
 

 
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
 
茶豆自身が今まで体験してきたことを
落合さんに「それでいいんだよ」って
言ってもらえたような気持ちになりました。
 
ちなみに茶豆は、
夏休みの自由研究が大好きでした。
 
なんてったって、正々堂々と
自由に研究できるんですから(笑)
何を調べようか、毎年わくわくしながら
図書館に通ったっけ。 
 
昭和の遊びを研究して、
お手玉と手毬(てまり)を作ったり、
海で拾ってきた海藻を図鑑で調べたり・・・
なつかしいなぁ。
それでよかったんだ。うん。
 
20170617_3年生の自由研究.png
↑ 小学校3年生のときの 海藻の自由研究と、
4年生のときの自由研究で作った
お手玉と手毬です。
 
それでは今回はこのへんで!
 
またね~(^^)/
 
 
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