半夏生の日はタコ焼きを食べるだけじゃなかった!
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
こんにちは!
昨日は半夏生(はんげしょう)だったので、
タコ焼きパーティ!
略してタコパをしちゃいました~!
(*´▽`*) おいしかったなぁ~!
半夏生って、
あんまり なじみがないですよね。
関西のほうでは、わりと有名な
雑節(ざっせつ)だそうです。
そういえば「雑節」も、
ふだん あまり使われませんよね。
雑節(ざっせつ)とは、
日本の古い暦である
二十四節気(にじゅうしせっき)のほかに、
季節をより詳しくとらえるために
昔の人々の暮らしから出来た
細やかな暦のことで、
節分やお彼岸、土用の丑の日なども
じつはそうした雑節だったりします。
昔から農家では、
「チュウ(夏至)は外せ。
ハンゲ(半夏)は待つな」
という言葉があるそうですが、
これは、
田植えを終わらせるとよい、
という意味で、
田植え当日の天気で
その年が豊作かどうかを占う意味もあり、
稲作にとって、とても大切な暦だ
ということがわかります。
じゃあ農業に由来する暦に、
どうして
海のものであるタコを
食べるんでしょう?
じつは、冒頭でもお話ししたように、
半夏生にタコを食べるのは
おもに関西の風習なんです。
稲の根が
タコのようにのびて根を張り、
豊作になりますように、との願いが
込められているそうです。
また、半夏生に食べるものは
福井県ではサバ、
奈良県では麦で作ったお餅など、
地方ごとにいろいろあるようです。
海にまつわる暦なのかと
思っていたのですが、
じつは農業と
深いかかわりがあったんですね!
そして
タコを食べるのは、
単純にタコが好きだから
だったんですね~(笑)
焼いて~、
くるくる ひっくり返してぇ~♪
いただきま~す!(*´▽`*)
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
半夏生の名前の由来には諸説あり、
半夏(烏柄杓:カラスビシャク)という毒草や
半夏生(片白草:カタシログサ)という薬草が
生える時期だから、ともいわれています。
ちなみに、
このややこしい 似た名前の植物は
どちらも漢方として使われています。
や~やこしいっ!(笑)
今は農業改革や、いろいろな作物の
品種改良が進み、
田植えの時期がとても早まっているので、
現在では実際に半夏生を目安にして
田植えを終える農家さんはいないらしいですが、
春から続く農業のひとやすみとしても、
なんだかステキな日ですよね!
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/