アブラゼミの羽化を助けたレポート! by大豆、茶豆
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
こんにちは!
いよいよ 夏本番ですね!
夏といえば セミ!
まわりでも、セミが元気に鳴いています。
そうそう、
いま聞こえているセミの鳴き声は、
もしかしたら
"ウチのコ"かもしれません・・・
というのも
じつは昨日の夕方、
出先から帰ってきたら
八王子支部の玄関先に
セミのぬけがらが落ちていたんです。
(*´ω`*) 夏の風物詩ですね~
・・・と思って、よく見てみると、
ぎゃあ~!?
なんか白っぽい頭の先が
ぬけ殻から出ているではありませんか!
これは・・・
ぬけがらではなく、
羽化の途中なのでは・・・!?
( ゚Д゚)
ってゆーか茶豆、
セミの羽化をナマで見るの、
はじめてです!
わくわく~・・・
そわそわ~・・・!
あわてて、八王子支部のデスクである
大豆(おおまめ)さんに報告すると、
「そいつァ、てえへんだ!」
と言いました。
大豆さん曰く、
「セミは本来、木の幹や枝など、
高いところにしがみついて羽化するんだ。
殻の中で折りたたまれていた羽が
重力のチカラで下にひっぱられて
きれいに伸びるんだよ。
この子は
どこかから落ちちゃったんだね」
そ、そうだったんだ!?
重力で羽をのばすんだね!!
羽化したてのセミの体は湿っていて
羽も重いので、
地面に落ちたままだと
羽がうまく伸びず、
飛び立てずに死んでしまうことも
あるそうです。
(; ・`д・´)
そうこうしているあいだにも
羽化はどんどん進んでしまいます。
かといって
むやみに触るわけにもいかないし、
ヒトの気配だけでもストレスになるので
もたもたしてはいられません!
茶豆たちは
ほんのちょっとだけ
セミさんを動かして、
玄関の石に
つかまらせてみることにしました。
大豆さんの見立てどおりなら、
このまま羽を乾かすことができれば、
明け方までには
安全に羽化できるだろう
ということでした。
大丈夫かな~
心配だな~
(;^ω^)
心配で、
夜中に何度も確認しました。
羽化する途中のセミって、
緑がかった白い色で、
ヒスイみたいで綺麗です~
朝の4時頃になると
無事に色が黒っぽくなってきました。
「これは、アブラゼミだなっ!」
と、大豆さん。
もうこれなら大丈夫だと言うので、
やっと安心して、短い眠りにつきました。
起きて玄関を確認すると
置き土産のぬけがらだけが
残されていました。
どうやら
無事に飛んでいったようです。
・・・寝不足で
朝日がまぶしかったです。
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
昔は
アブラゼミが多かったそうですが、
温暖化や
ヒートアイランド現象などの影響で
数が少なくなり、
それに対して
暑さや乾燥に強いミンミンゼミが
増えてきているらしいです。
たしかに あの
ジッ、ジッ、ジッ
・・・ジジジジジジ~
という鳴き声を 聞く機会は
以前よりも減ったかもしれません。
ちなみに
アブラゼミの名前の由来は
その鳴き声が
油で揚げ物をするときの音に
似ているからなんですって!
・・・茶豆は勝手に、
「体が油っぽいセミなんだろうな」
とか想像していたのですが、
違ったんですね(笑)
こどもたちは
今日から夏休みのところも
多いですよね!
お出かけのときは
虫取り網、カゴ、帽子、水分を忘れずにね!
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/