茶豆和菓子のおは・きな・ずん!

車椅子の漫画家、茶豆和菓子(ちゃまめわかこ)がいろいろ書くよ!見ていってね!

SNSでデマ被害!ネットマナーには気をつけよう!

茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
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こんにちは!
 
昨日は衆院選の選挙と台風21号で、
列島は大荒れでしたね。
 
みなさんご無事ですか?
 
とにかくスゴイ土砂降りでしたが、
茶豆も選挙に行ってきました。
国民の権利ですからね!
 
(・v・)ゞ びしっ!
 
 
茶豆の住んでる
 王立広報部 八王子支部のほうは
今日は台風一過で、風は強いものの
なんとか天候も回復に向かっています。
 
でも、そんななかでまだ、
まるで台風の渦中にいる人がいます。
そう、先日からニュースになっている
東名高速死亡事故の容疑者の
父親だと間違えられてしまったかたです。
 
容疑者が建設関係の仕事に就いていて
福岡県に住んでいるというそれだけで、
同じ福岡県の、とある建設会社の社長さんは、
容疑者の父親と間違えられてしまいました。
 
ネットの掲示板に書き込まれた
誤った内容がSNS上であっという間に
広まってしまったのです。
 
会社やご自宅には毎日、
脅迫や嫌がらせの電話などが相次いだそうです。
 
現在、
被害はなんとか収束に向かっているようですが、
ご家族の方は一時期、外出もできないほど
怖い思いをされたそうです。
 
情報の事実確認は、本当に大事ですね。
 
今や、パソコンもスマホ
とても身近なものになり、
いろいろな情報がすぐに手に入るようになり、
SNSなどでたくさんの人が
気軽に自分の考えを発信できるようになりました。
 
そうした情報社会の中で、
「ソース」「元ネタ」とも呼ばれる
いわゆる情報源を明らかにすること
情報の信憑性をはっきりさせることにつながります。
 
情報の信憑性とは、その情報が
 
・真実かどうか
 
・科学的に正しいかどうか
 
・論理的かどうか
 
ということです。
 
どれくらいたくさんの人が信じているか
ということではありません!
 
 
ということで、ここで
茶豆が大学で習ってきた
情報を調べるときの考え方についても、
ちょっとだけお話ししようと思います。
 
心理学の研究では
心理検査やアンケート調査などで得た
結果を分析して
 
「この方法は正しい」
「いつも同じ結果になるから安心だよ!」
と説明することが大切です。
 
そのために
「妥当性」「信頼性」という考え方があり、
これらをはっきりさせることは、
とても重要な基準となっています。
 
妥当性(Validity)とは、
知りたいことを知る(測る)ための
道具が正しいかどうか
ということです。
 
たとえば、国語力を図りたいのに
算数のテストを使う人はいませんよね。
 
でも、国語のテストの中にも
読解力を知りたいのか、
漢字の読み書きのチカラを知りたいのかでは、
テストの問題そのものが変わってきます。
 
 
このように、
知りたいことと調べる方法が合っているときには、
「妥当性が高い」という言い方をします。
 
信頼性(Reliability)とは、
テストをしたときに、
いつも・誰でも・どんな人でも
だいたい同じ結果がでるのかどうか
ということです。
 
若い人と高齢の人では
日本人と外国人とでは、
都会での調査と田舎での調査では・・・
 
もしかしたら
ギャップがあるかもしれませんよね。
 
 
また、100人調べたのと、
1000人調べたのとでは、
さらに違ってくるかもしれません。
(心理学科ではそういう統計の勉強も
たくさんしました。)
 
このように、
いつでもだいたい同じ結果が出たり、
それによって
因果関係や関連性があるといえるときには、
「信頼性が高い」という言い方をします。
 
今までの心理学の歴史の中で
「〇〇効果」と名前がついているような
有名なものは、
そのようにして何度も何度も
時代や場所や文化を超えて
調査研究されてくるなかで、
妥当性や信頼性が証明されてきたものたちです。
 
もちろん、新しい事実が発見されれば、
古い情報は「間違っていた」ということになります。
 
医学や心理学の世界でも、
今まで正しいと思っていたこととは違うことが
じつは正しかったのだとわかることも
少なからずあります。
 
その中で現在書籍化され、
出版されている情報の数々は、
たくさんの調査や校閲をくぐりぬけ
 
「今のところ 正しいです」
「事実と言ってもOKです」
 
とお墨付きをもらっているものなのです。
 
 
ネットやSNSの情報では、
誰がどんな方法で調べたのかもよくわからないし、
妥当性や信頼性があるかどうかも、
はっきりしませんよね。
 
だから、学校のレポートなどでは
Wikipediaやネットの情報ではなく
きちんと本を参照しましょうとか、
当然ながらコピペ禁止とか
厳しいルールがあるのです。
 
ちなみに最近では
コピペ部分がどこなのか
調べるソフトがあるらしいっすよ!
 
学生の皆さん、レポートや論文のコピペは
くれぐれもしないようにね!
 
それに、
「みんながこれはAだと言ってるから
自分もAだと思う」
という考え方では、
考えるチカラが身につきません。
 
ましてやそれが
信憑性のない情報なら、なおさらです。
 
 
あ、茶豆はべつに、
SNSが悪いとか言ってるわけじゃないんです。
 
SNS楽しくて好きです。
 
イイ話もいっぱいあるし、
Twitterとか、インスタとか、
かな~りお世話になってます(笑)
 
 
でも、悲しいことに
いいニュースが広まるのと同じ以上の勢いで、
悪いニュースや誹謗中傷というのは
広まりやすいものです。
 
(きっと匿名性によって
激しさが増すんですね・・・)
 
そうした瞬間的な
激しい感情をのせて流れてくる情報
閲覧した1秒後には消えて
なくなってしまうかもしれないような
曖昧な情報
ただ闇雲に信じたり
無責任に拡散したりしてしまうと、
今回の事件のように、
まったく関係のない誰かを
傷つけてしまうことにもなりかねません。
 
そして
いちど広まってしまった誤情報のなかには、
すぐには消えないものもたくさんあります。
 
だからこそ
情報を得たり、拡散したりするときには、
とても注意が必要ってことですね。
 
茶豆もますます気をつけて、
マナーを守って
ネットやSNSを楽しみたいと思います!
 
デマ、NO~!.png

 
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
 
 
ネット情報の怖さが叫ばれて久しいですが、
今回のデマ事件は、
とくに そうした恐ろしさを感じました。
 
 
そういえば、みなさん、
「デマ」の語源って、知ってますか?
 
 
 
なんと古代ギリシアの デマゴーグという言葉が
もとになっているんですよ!
 
デマゴーグの本来の意味は民衆の指導者のことですが、
次第に、民衆をあおり、人々の感情や
無意識に持っている偏見に訴えかけて
チカラを得ようとする政治家のことを
指すようになりました。
 
デマや誤情報に惑わされず、
茶豆もさらに気を引きしめて
ブログを書こうと思います。
 
ちなみに
茶豆が皆さんにお伝えしてきている情報は、
いままで勉強してきたことや
信頼のおける書籍の内容、
新聞やニュースのはっきりとした情報が
ベースになっていますので、
どうぞご安心くださいませ。
 
 
それでは今回はこのへんで!
 
(*´ω`*) またね~
 
 
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