茶豆和菓子のおは・きな・ずん!

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ひな祭りのはじまりは、なんと羽生選手も舞った陰陽師から!?

茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
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こんにちは!
 
今日から3月ですね。
 
 
3月といえばひな祭り!
 
雛人形を飾って、無病息災を願う
日本の伝統行事です。
 
おひなさまって
優雅で 綺麗ですよね~。
 
最近では
伝統的な日本人形以外にも
ウサギや ネコなどの
可愛らしい動物をモチーフにしたものや、
手のひらに乗るような ちっちゃなサイズの
お内裏さまと お雛さまなど、
いろいろなバリエーションがあって、
デパートの雛人形売り場を
見て回るのも、楽しいですよね。
 
 
ところで、
どうしてひな祭りに 雛人形
飾るようになったのか
ご存知ですか?
 
「え、そういうイベントだからじゃないの?」
 
と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、
じつは ひな祭りには
古~い歴史があったのです。
 
ということで 今回は
ひな祭りの歴史と意味について
お話したいと思います。
 
 
ひな祭りの歴史は古く、
その起源は なんと約1000年前
平安時代中期まで遡ると
いわれています。
 
平安中期というと、
以前、お月見の話でも書きましたが、
ちょうど 藤原道長が、パリピ並みに
ウェイウェイいってた頃です(笑)
 
ところで、
羽生結弦選手が今回の平昌五輪で
舞った演技は
本当に素晴らしかったですよね!
 
そのコンセプトでもある
陰陽師(おんみょうじ)ですが、
様々な映画や 漫画、アニメなどでも
描かれていたり、
藤原竜也さん主演の
同名の映画を観て、
陰陽師のミステリアスな魅力に
ハマった人も多いのではないでしょうか。
 
この、陰陽師というのは、
陰陽道(おんみょうどう・いんようどう)
という、中国伝来の哲学に基づいて
神さまにお祈りをしたり
お祓いなどで穢れを祓うことを
生業としている人のことで、
暦(こよみ)や 占い
晴れ(ハレ)や 穢(ケ)の概念とともに
生きていた平安時代の人々にとって、
とても重要な役割を果たしていました。
 
そして平安当時の人々は、
3月の巳(み)の日に
陰陽師とともに 無病息災を祈り、
自分の体にたまった穢れや 災いを
人形(ひとがた)に移して
海や川に流す、
上巳(じょうみ・じょうし)の節句
という行事を行っていました。
 
これが
ひな祭りの始まりといわれています。
 
 
また、上巳の節句
さらにさかのぼると
なんと古代中国の秦王朝
上巳節という風習が由来となっていて、
川の水で身を清めて不浄を祓い、
水辺で杯を浮かべながら歌を詠んで
災いを水に流したそうです。
 
なんだか風流ですねぇ~
(*´▽`*)
 
 
・・・あれ、でも
中国の上巳節にも
日本の上巳の節句にも、
肝心の雛人形が出てきませんね?
 
そうなんです。
 
じつは ひな祭りが
今のようなスタイルになったのは
江戸時代になってからのことなんです!
 
( ゚Д゚) な、なんやて!?
 
もともと 上巳の節句自体も、
日にちが3月3日に決まったのは
室町時代(西暦600年)頃のこと
だといわれているのですが、
戦国時代以降、
日常生活や戦乱の穢れを祓うための
神聖な行事である上巳の節句と、
平安時代の上流階級の女子の間で
流行していた雛(ひいな)遊び
(現代のおままごと遊びのような
 お人形遊び)
が、長い時間をかけて融合し、
徐々に現代のような ひな祭りに
なっていったのだそうです。
 
では いつから人形を飾って
祝うようになったのかというと、
その始まりは
江戸初期の寛永6年(1629年)に
京都御所で催された
豪華なひな祭りが起源とされていて、
この頃から一般に
女の子の健やかな成長を祈る行事として、
広まっていったそうです。
 
 
まぁ、
平安時代や 戦国時代の当時は、
疫病も流行りやすく、
いちど病気にかかってしまったら
陰陽師や僧侶を呼んで
祈りながら死を待つほかないような、
現代よりもはるかに
死が身近な時代でした。
 
もしかしたら、
穢れや災いを「人形に移した」と
思うことで、万病のもとである
ストレスを軽減したり、
海や川の水に触れて
手を清潔に保つことで、
長生きにつながったのかもしれませんね。
 
このように
古来から伝わる行事や呪術的なイベントは
心理学や衛生学の面から考えてみても、
とても面白いですよね!
 
ということで、
上巳節や上巳の節句に倣って、
しっかり手を洗って清めてから
ひなあられを食べようと思います!(笑)
 
(´v`)モグモグモグモグ
 
ひなまつり.png
おはぎちゃんと ごまくんも、
ひな祭りの衣装です💕

 
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
 
ひな祭りは
京雛や江戸雛、つるし雛など、
雛人形のスタイルにも
いろいろなバリエーションがあり、
お祝いの席で食べるお料理にも、
地域ごとに
様々な特徴があるようです。
 
また いろいろと
調べてみたいと思います!
 
それでは今回はこのへんで。
 
(*´ω`*) またね~
 
 
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