茶豆和菓子のおは・きな・ずん!

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新生活の不安は「今スグできる腹式呼吸・茶豆流」で乗り切ろう!

茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
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こんにちは!
 
 
4月も半ばを過ぎましたが、みなさん
新しい環境には慣れましたか?
 
春は新生活が始まってわくわくする反面、
緊張することも多い時期ですよね。
 
春恒例の自己紹介などでも、
何をどう話そうか、
頭はフル回転するわ 心臓はドキドキするわで、
後からその時のことを思い出そうとしても
けっこう記憶が飛んでる・・・
 
なんてこと、ありません?

てゆーか、
緊張するとどうして
記憶が飛んじゃうんでしょうね・・・?
 
そもそも緊張しないためには
どうしたらいいんでしょうか。
 
気になったので、調べてみました。
 
 
 
緊張することを
「あがる」とも言いますよね。

これは緊張して頭に血がのぼり、
いつものゆったりした状態ではない
ことを指します。
 
じつはこの、緊張する仕組みには
脳内神経伝達物質が深くかかわっています。
 
人間の感情にとって重要な役割を
持っているセロトニンですが、
このセロトニンが不足すると
交感神経の働きが強まり
ノルアドレナリンの作用が大きくなって
イライラや不安を感じやすくなります。
すると、心拍数が上がって
ドキドキしたり、冷や汗が出たり、
くちの中が渇くなどの症状が出ます。
 
これが、いわゆる「緊張している状態」です。
 
逆にいうと、セロトニンには
ノルアドレナリンを抑える働きがある
ということなのですが、
体内のセロトニンが多いか少ないかは、
その人が持つDNAの型によって、
ある程度決まってくるらしく、
遺伝学の研究では、
日本人は総じてセロトニンが少なめで、
不安を感じたり緊張状態になりやすい人が
多いということが分かっている
のだそうです。
 
じゃあ、緊張しやすいかどうかは
遺伝的に決まっていて、
どうにもできないってこと!?
(>_<)
 
 
大丈夫、そんなことはありません!
 
たしかに、
不安を感じやすい・緊張しやすいといった
特徴には、遺伝的な要素が
関係している部分もありますが
環境や人間関係などによって
後天的に変化する部分も多くあるのです。
 
つまりなんとかできるってことです!
 
ということで、
今回は緊張をやわらげる呼吸法を
ご紹介したいと思います!
 
 
 
緊張してしまうときの特徴の一つが
声の震えですが、
 
「あぁ、声が震えちゃってる、どうしよう」
 
なんて自覚しようもんなら、
ますますドキドキしちゃいますよね。
そういうときは
呼吸が浅く、早くなっています。
 
なので腹式呼吸
より深く酸素を取り入れ、
こわばってしまった筋肉をゆるめましょう。
 
茶豆流・今スグできる!緊張を和らげる腹式呼吸
 
1.「気をつけ」の姿勢をとります。
  このとき、良い姿勢のまま肩の力を抜き、
  必要以上にアゴを上げすぎないこと。
 
2.おへそのちょっと下あたり(丹田)に
  手を当て、その部分をひっこめながら、
  くちから息を吐き切ります。
 
3.ひっこめた丹田を元に戻しながら、
  鼻から深く息を吸います。
 
4.息を吐くときに、できるだけ長く
  「あー」と声を出してみましょう。
  余裕がある人は、
  この時に首やノドの筋肉を緩めるように
  意識してみてください。
  声帯を痛めることなく、
  良い声が出せるはずです。
 
 
・・・できましたか?
 
正しい腹式呼吸をマスターすることで
いつも一定の呼吸や発声を保つことが
できるようになり、
気持ちにも余裕が生まれます。
ぜひ試してみてください。
 
以前、 
お話ししたのですが、
じつは茶豆は876グラムという小ささの
未熟児で生まれたため、脳や内臓、
そして精神的な発達がとても遅く、
また非常にアンバランスでした。
 
悪くないところがないくらいに
具合が悪かったため、
命にかかわる治療のほうを優先すれば
心が病み、
精神面を優先しようとすれば
身体が追い付かず、と
治療は困難を極めました。
 
そんなわけで茶豆は
身体面、精神面など、いろいろな理由から
記憶が定着せず、生まれてから15歳までの
記憶がないのですが、その理由のひとつが
じつは酸素不足にあったのです。
 
肺が未発達のまま生まれた茶豆は、
充分な酸素を取り込むような呼吸ができず、
いつも酸欠状態。

みんなと同じ場所にいても、
一人だけエベレストの頂上にいるかのような
低酸素状態が長く続いていました。
 
つまり、いつも熱があって
意識がもうろうとしていて、
極度に緊張しているときと同じように
セロトニンの分泌が少なく、
ノルアドレナリンがバンバン分泌されていて
不安や恐怖でいっぱいだったのです。
 
そんな状態では、当然、
記憶なんか定着しませんよね?
最近の研究でも、過度の緊張により
交感神経が過敏な状態が
海馬や偏桃体など、脳の記憶を
司る部分に作用すると、
いわゆる「あたまが真っ白」な状態になり、
記憶が飛ぶことが確認されています。
 
ってことはやっぱり茶豆ってば、
ずーっと緊張していて
ずーっとあたま真っ白状態だったのね(笑)
 
そんな私でしたが、
酸素を吸入する治療を続けることで、
酸欠だった脳に徐々に酸素がいきわたり、
記憶がはっきりするようになりました。
 
それがちょうど10歳頃のことで、
そのころから母に腹式呼吸を習って
歌を歌うようになりました。
 
母は小さいころからコーラスをやっていて、
腹式呼吸もバッチリ身につけていたので、
茶豆もますます良い呼吸が
できるようになりました。
 
そうして酸素治療と闘病の甲斐もあって
記憶が定着してくると
気持ちが安定し、不安やイライラも減って、

「自分」というものが
はっきりわかるようになりました。
 
日頃、当たり前に自覚していると
思いがちなことですが、
どんなに緊張しそうなときであっても
「自分がいまどこにいて、
 何をしているのか」
これを忘れないことが大切なんですね。
みなさんもぜひ、腹式呼吸を覚えて
不安や緊張をやわらげて、
新しい生活を楽しんでくださいね!
20180419_深呼吸おは.png
おはぎちゃんと一緒に

 
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
 
今回は
緊張をやわらげる呼吸法について
お話ししましたが、
じつは緊張することは
悪いことではありません。
 
筋肉がこわばることも
呼吸が浅くなることも、
太古の昔に 人間が外敵から
身を守るために身につけた
いわゆる防御モードなのだそうです。

それに、適度な緊張状態は
集中力を増加させるので、
勉強や仕事がはかどりますよね。
 
さてと、週末には川口図書館さんで
「おはぎちゃん」紙芝居公演をするんですが、
やっぱり緊張しちゃうなぁ。
 
よし、腹式呼吸しよーっと!
すうぅ~・・・はあぁ~・・・
すうぅ~・・・はあぁ~・・・
よし、ばっちり!
川口図書館でお会いしましょう!
 
それでは今回はこのへんで。
(*´ω`*) またね~
 
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