七夕に、織姫と彦星は会えるの?会えないの?暦の秘密!
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
こんにちは!
今年の関東は異例の速さの梅雨明けで、
毎日暑い日が続いていますね。
こんなに晴れているんだから、
今回の七夕は・・・!
今回こそは・・・!
満点の星空が見れるかと思いきや
またまた7月7日は曇りや雨の予報で
天の川を観れる地域は少ないみたいですね。
(´Д`)え~・・・ナニソレ~
以前、七夕の由来の話 でもご紹介しましたが、
七夕は1年に1度、
織姫と彦星が 天の川で出会う日です。
でも梅雨と重なるこの時期は
大気が不安的で、毎年の雨や曇りの予報に、
こどもたちも
「あ~ぁ、
これじゃあ織姫と彦星、会えないね」
と、残念な気持ちになっちゃいますよね。
でも、それもこれも
すべて暦のせいなんだって知ってましたか?
というのも、今の茶豆たちが
祝っている七夕の7月7日というのは
じつは「旧暦の7月7日」のことなので、
いまのカレンダーにあてはめようすると、
なんと約1か月ズレるんです!
そのため、計算すると
今年の七夕は8月17日になるんですって!
いいじゃん、それ~!
8月になれば
雨が降る日はぐんと減りますから、
天の川もきっと綺麗に見れますよね!
もう7月7日にがっかりしちゃうから、
みんな、これから七夕は
新暦の七夕にしちゃいませんか、
なんちゃって!?(笑)
ということで、ここでちょっと
新暦と旧暦についてご紹介したいと思います。
現代の茶豆たちの暦は
太陽の運行をもとに作られた太陽暦です。
1582年に、時のローマ教皇
グレゴリウス13世が制定した暦であることから、
グレゴリオ暦とも呼ばれます。
これとは逆に、 旧暦である太陰暦は、
月の満ち欠けを基準に作られていて、
日本では昔からこちらを使っていました。
でも、 月の満ち欠けを基準にすると、
どうしてもズレが生じて
1年が354日になってしまい、
11日も短くなってしまいます!
そのため、3年に1度の閏月を設けて、
1年を13カ月にすることで
調整していました。
ですが江戸幕府が倒れて開国してから、
たくさんの欧米人が日本を
訪れるようになると、
ますます混乱するようになったため
日本政府は明治5年から太陽暦を
導入したそうです。
それまでになかった
新しい暦だから、新暦と呼ばれるんですね!
ただし、これはモチロン、
どちらがより優れている
という話ではありません。
世界史的に見ても
住んでいる地域や生活スタイル、
文化のあり方によっては
太陰暦の方がよいというところもあり、
実際にイスラム諸国などでは
現在も、ヒジュラ暦という、
純粋な太陰暦を用いているのだそうです。
余談ですが、
現在のイスラム圏は
太陰暦の1439年なんですって!
579年も・・・過去!?
( ゚Д゚)
なんだかタイムスリップしたみたいな
感じですよね!
まぁ、そんなふうに
暦的なズレからも
本当は毎年ちゃんと出会えている
織姫と彦星なんですが、
じつは天文学的に考えても、やっぱり
ちゃんと会えてるんですよね!
というのも、雲というのは
地球の大気を含む成層圏の中にできるもので、
そこから上が、宇宙です。
織姫の星である、こと座のベガも
彦星の星である、牽牛星のアルタイルも、
そんなふうに雲のはるか上に
いつもあるんですから、
茶豆たちからは曇り空しか見えなくても
晴れた星空で
毎年会えていると思うと、嬉しいですね!
ということで、 残念ながら
今年も新暦の7月7日は雨のところが
多いようですが、
旧暦の7月7日である8月17日を
楽しみに待つとしますか!
って、ややこしいですね(笑)
まぼろし国の七夕は
いいお天気!
星空もキラキラ✨です
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
今回は七夕から始まって、
天の川は星の川なので
氾濫の心配はありませんが、
地上では、今でも局地的な豪雨や
地上では、今でも局地的な豪雨や
台風の影響などで河川が氾濫したり、
橋が壊れてしまっているところも
多いですよね。
そうした水害が起こると、
たんに行き来ができなくなるだけでなく、
土砂崩れや家屋の浸水など、
土砂崩れや家屋の浸水など、
ほかの災害を引き起こす危険性も
増えてしまいます。
増えてしまいます。
七夕伝説では、織姫と彦星は
天の川にかかる
天の川にかかる
できたらいいのになぁ。
被害に遭われた方々のご無事と、
一日も早い復興をお祈りしております。
それでは今回はこのへんで。