こんにちは、茶豆です。
そろそろいい加減ブログも更新したいと思いつつ、ありがたいことに去年もたくさんのお仕事をいただきまして、嬉しい悲鳴でなかなか更新できずにおりました。
なかでも年末は、とてもやりがいのあるお仕事をいただいてすごく忙しかったのですが、
内緒の内緒の大プロジェクトだったので、やっとお話しできます。
その大プロジェクトとは何かと言いますと、そう！バレバレですが、タイトルにもありますように、双方向バリアフリーについてのアニメ動画を制作したのです！
まずは渾身の作品をぜひご覧ください！！！
いかがでしたでしょうか。(*ﾟ▽ﾟ*)わくわく
それではここから、どのように作っていったのかを説明していきます。
この記事で双方向バリアフリーについて書いたのは、もうずいぶん前のことになりますが、じつは昨年、とある企業様が「双方向バリアフリー」の3分動画を見て、その概念に共感してくださり、社員向けの研修に、双バリについて何か描いてくれないかとのご依頼をいただきました。
（企業情報保護の観点から会社名を伏せるため、動画内でも仮名で「YASASHIIカンパニー」とさせていただいております）
研修では、立派な先生が大学の授業のようにダイバーシティやバリアフリーについての専門的な福祉のお話をしてくださるとのことでした。なので私からはあまり堅苦しくならず、社員の皆さんに楽しんでいただけるようにと、これまで使ったことのない、よりアニメっぽい動画を作ろうと思いました。せっかくだから、キャラクターの動きに合わせて、声を入れたい！！！
その思いつきを企業さんにお話ししたところ、快く有志を募ってくださり、動画に参加してくださる職員さんと共にアニメ作りがスタートしました。
いやぁそれにしても、茶豆は根っからのヲタクなので元々アニメは大好きなのですが、まさか自分が（真似事レベルとはいえ）アニメを作ることになるとは思いませんでした。時間制限もあるので、最初はそんなに大掛かりな作品になるとは思ってもおらず、ただ、双バリを伝えるべく、まずはキャラクターとネームを考えました。
やばい。楽しい。キャラが生きてる。
最初は、以前すごく個人的に作った双バリ動画のように、漫画のコマ割りのような静止画を集めた感じになるかもと思っていたのですが、全然！！！ノリにノった筆は止まらず、ネームはどんどん進みます。
当初はいなかった、キメ子と緒根井さんの2名が増え、全部で7人。さらにストーリーを考えている最中、突然頭の中にサビの部分が急に響いてきて、「ぐああっ！なんだこれは！」と悶える間もなく曲が生まれてしまい、大急ぎで作曲アプリを探し、人生で初めて作詞作曲をしてしまいました。たぶんあれが音楽の神様の仕業ってやつなんでしょうね…。ということでエンディング部分はミュージカル風の曲で決定です。
さて、そうなるとますますストーリーが歌に負けてはいけません。
同時進行で社員さんと練習できるように楽譜を作り、セリフのプロットを作りました。
この時点で残り約1ヶ月…！
社員の皆様もお忙しい中で時間や練習をやりくりし、兼ね役（1人が複数の役を兼ねること）までしてくださるので、いわゆる一般的なアフレコのように絵が完成するまでお待たせするわけにはいきません。全てのシーンの「セリフだけ」を完全に完成させて、先に音声を撮らせていただき、その音をイヤホンで聴きながら合わせるように絵を描いていきました。
残り2週間…！！！
それにしても皆さん私が脳内で想像していたお声そのまんまで…！素晴らしい表現力でキャラクターを演じてくださいました。本当にありがとうございました。
さて、実際に録音したセリフを聞いてみると、キャラクターの表情や、背景などが予想以上に浮かんできて、描きたくてたまらない。カット割りはさらに緻密になり、描いても描いても終わらず、しかも、描いても描いても終わらない(笑)。
そして地獄のような分量の、楽しい楽しいラストスパートが終わり、完成に至ったというわけです。
YASASHII カンパニー様にも、また研修にご参加いただいた職員の皆様方にもたいへんご好評をいただき、ありがたい限りです。
ひとりが360°見渡して気を使うのは難しくても、いま目の前にいる人を思いやることはきっとできる。だから、まずは双方向。
私のためだけでなく、あなたのためだけでもない「優しさ」。
双バリの精神が、不安の多いこれからの社会、人間関係の、少しでもお助けになれたら幸いです。
そしてその最初の1歩になってくださったYASASHIIカンパニーの皆様、キャストの皆様、改めまして本当にありがとうございました。
双バリや、今回の動画のキャラクターたちについても、お話ししたいことがまだまだあるので、ブログのリハビリがてら少しずつ書いていけたらと思います。
この双バリの動画やブログがいいね！と思ってくださった方は、ぜひ拡散してください。
みんなで優しい世界を作りたいね！
Let's 双バリ！
