学級崩壊から始まった!? まぼろし国の歴史2:船出編
こんにちは!
前回は、
未熟児で生まれ
闘病生活をしていた茶豆が
小学校5年生の夏休みに
「まぼおは
(おはぎちゃん まぼろしの
おはぎ集会のまき)」を
描いたところまででしたね!
▶1: 建国編はコチラ
では、
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
2学期がはじまり、
学校の展示室には
こどもたちの自由研究が
いっぱいに飾られました。
別なクラスや
別の学年の生徒たち、
保護者のみなさんにも
茶豆の「まぼおは」は
とても人気でした。
展示が終わると
「貸してほしい」という声が多く、
たった1冊しかない「まぼおは」は
学年の生徒や保護者たちのあいだを
ぐるぐるとまわっていきました。
自分で描いた、
たった1冊の絵本・・・
「おはぎちゃんに会いたい・・・!!」
もちろん
友達には貸してあげたいけれど、
水彩絵の具で描いただけの
たった1冊の本が
ボロボロに
なってしまうんじゃないかと
心配になり、茶豆は
元気がなくなってしまいました。
やっと戻ってきた!と思うと
↑ ↓
また すぐに貸し出す・・・
まさかの
又貸し無限∞ループ・・・!?
Σ(゚Д ゚ )
そんな様子を見かねた
茶豆のお母さんは、
近くの印刷所に
「まぼおは」を持っていって、
簡単なカラー冊子を
作ってくれました✨
これで、ともだちには
カラー冊子のほうを
貸してあげられるようになり、
茶豆の手元には
オリジナルの「まぼおは」が
無事にもどってきました。
あぁ、よかったぁ~ (*´▽`*)
じつは、そのとき
印刷所のおじさんが、
「おじさんは職業上
あんまりこういうことは
言わないようにしてるんだけど、
この絵本、とってもおもしろいからさ
もったいないよ!
どこかの出版社に
持っていったらいいんじゃないかな。」
と、
すすめてくださったことが
きっかけで
な ん と ・・・
㈱文芸社さんから
出版されることになったのでした
( ゚0 ゚ )ひょえ~~~・・・!?
病弱な5年生が
震える手で描いた絵です(笑)
▶3: 座礁編につづく
▶1: 建国編はコチラ
今日の「おは・きな・ずん!」、
いかがでしたか?
あとから聞いたのですが、
その当時は今のように、
ネットからあっという間に
安価な冊子を
作れるようなこともなく、
母はヘソクリをはたいて、
あのカラー冊子を
作ってくれたのでした。
本当に感謝です (*´▽`*)
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/
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