学級崩壊から始まった!? まぼろし国の歴史3:座礁編
こんにちは!
前回は、
又貸し無限∞ループから
印刷所のおじさんを経て、
「まぼおは」が出版されるまでの
おはなしでした。
▶1: 建国編はコチラ
▶2: 船出編はコチラ
では、
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
さて、
「まぼおは」が八王子の
本屋さんに並ぶようになると、
茶豆は新聞社から取材されたり
依頼を受けて近くの幼稚園に
読み聞かせに行ったりもしました。
「クラスのみんなが
仲良くなってくれたらいいな」
という思いを込めて描いた絵本。
・・・まぼろし国は建国され、
ひょんなことから出版され
船出することになり、
たくさんの人に
読んでもらえることになりました。
でも、その思いは
クラスのみんなには伝わりません。
そうこうしているうちに
茶豆たちは6年生になり、
「学級崩壊」はカタチを変えて
みんなのなかに残っていきました。
担任の先生もかわり、
あからさまな問題は影をひそめ、
一見すると
平和になったかのようにみえました。
でもそれは
大人たちに見せるための
表面だけでのことで、
その裏側では、あのトゲトゲで
傷つけたり傷つけられたり
しているのでした。
みんな、
卒業後の中学校への進路のために
ひとりひとり、
すでにバラバラなところを
見ていたのです。
だから茶豆の、
「クラスのみんなが
仲良くなってくれたらいいな」
という、
こどもっぽい思いなんて、
現実にはあり得ない、それこそ
夢まぼろしのようなモノだったのでしょう。
▶4: 雷鳴編につづく
今日の「おは・きな・ずん!」、
いかがでしたか?
広い海に漕ぎだした
まぼろし国の船は、早くも
座礁してしまったようです・・・
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/
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