こんにちは！
前回は、
中学に入った茶豆が
車イスで
中学校生活をEnjoy！
忘れられたまぼろし国に、
「大学受験」という
さらなる大波が襲いかかる・・・
というところでしたね！
▶1: 建国編はコチラ
▶2: 船出編はコチラ
▶3: 座礁編はコチラ
▶4: 雷鳴編はコチラ
▶5: 新大陸編はコチラ
じゃあ今日のタイトルコール、
いきましょ～う！
茶豆和菓子の おは・きな・ずん！
はっじまっるよ～！
おはぎちゃんのことは
年賀状や暑中見舞いなどに描くくらいで、
勉強に追われながらも
茶豆は中高の6年間を楽しく過ごしました。
しかし、大学受験を前に
免疫系の病気が悪化し、
日光（紫外線）を避けて生活する治療を
することになりました。
どうしても
大学で勉強したかった茶豆には、
自宅で療養しながら
独学で受験勉強をするという
選択肢しかありません。
けれど
病気の身でひとりで
受験勉強を続けることは
本当につらいことでした。
そもそも
受かるかどうかもわからず
↓
受かったとしても
病気がよくならなければ
通えないし・・・
↓
ってゆーかそもそも
受からないことには
大学に通えないし・・・！
不安から不安への
無限∞ループ！(;´Д｀)
「そ、そうだ、
おはぎちゃんを読もう！」
中学受験のあのときと
同じように、また背中を
押してもらいたかったの
かもしれません。
でも、
読み終わって
茶豆が感じたことは
中学受験のときとは
まったく違いました――――。
「・・・いいなぁ、おはぎちゃんは。
だって、行きたかった
まぼろしのおはぎ集会に
行けたんだもんね」
「現実は、物語みたいには
うまくいかないんだよ・・・」
(´-ω-`)へっ・・・←
茶豆は、
(((もう ココから
動けないんじゃないかな)))
(((もう どこにも
行けないんじゃないかな)))
おはぎちゃんとは
ち が う ん だ よ・・・。
おはぎちゃんは
あのときのままでも、
茶豆は変わってしまっていました。
たったひとりで闘病しながら
外にも出られずに
勉強を続ける中で、
心がすさんでいたのだと
思います。
まぼろし国の
ちいさな灯台の明かりは、
ココで完全に
消えてしまいました・・・
まぼろし国は
こどもだった茶豆が作った
ただの物語――――。
オトナになった
いまの茶豆には
もう必要ない――――。
と、心の奥底にしまい込んで、
現実世界の受験勉強に
明け暮れました。
そして、
治療と独学の2年間を経て、
な ん と・・・
つ い に・・・
大学に、
合格することができました。
そうして茶豆は
念願の大学生になりました。
心理学やポルトガル語、
好きなことを
思う存分勉強できるのです。
学部や国籍をこえた友人もでき、
毎日充実していました。
そんなある日、
通学途中の電車のなかで
ちいさな女の子が
にこにこと嬉しそうに
茶豆に手をふっています。
――――あれ、茶豆、
この笑顔、知ってる・・・
ふいに、
むかしおはぎちゃんの
絵本を読み聞かせしたときの、
こどもたちのあの笑顔が
あざやかに
よみがえってきました。
「おはぎちゃん、
どうしてるかなぁ・・・」
せっかく
まぼろしのおはぎ集会に
たどり着いたけど、
おはぎちゃんは何をしたいのかなぁ
おはぎちゃん、どうしてるかなぁ
おはぎちゃんの時間は
止まったままだよね・・・
現実も 大事だけど、
やっぱり
物語も 大事だね・・・。
「よし、つづき、描こう！」
こうして
まぼろし国は
web4コマ『まぼおは』として
復活しましたとさ！
(*´▽｀*)
座礁していた
まぼろし国の船の、
新たなる航海が
また
はじまったのです――――！
・・・ということで！
今回で
まぼろし国の歴史は
いちおう完結です。
長い話におつきあいくださって
ありがとうございました。
(*_ _)ペコリ
こうして茶豆は いま、
「まぼおは」の
作者 兼 広報担当として
まぼろし国を世に広めるべく
活動しています。
おはぎちゃんたちが
まぼろしのおはぎ集会に
たどりついたその後が
気になる方は
ぜひ『まぼおは』を
見に来てくださいませ。
今回の「おは・きな・ずん！」、
いかがでしたか？
っふう～～～～・・・！
いやぁ、我ながら
重い話題でしたね！（笑）
自分をエグって向き合うのって
キツいですねぇ～！（笑）
でもそんな自分の過去を
見つめなおして
ブログに書くというのは、
とても貴重な経験になりました。
闘病や受験の話なども
別の機会に
書きたいと思っています。
でも、明日からは
またいつもの、よもやま話を
書いていこうと思いますので、
こりずに
おつきあいいただけましたら幸いです。
