学級崩壊から始まった!? まぼろし国の歴史4:雷鳴編
こんにちは!
前回は、
まぼろし国の船出からの
座礁でした(早っ!!)
では、いきましょう!
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
長い闘病のつらさから
本を読んだり絵を描いたりと、
限られた世界のなかで生きていた
幽霊生徒の茶豆にも
現 実 の 波 は、
押し寄せてきました。
じつは医師から、
「体が強く、大きくなれば
ちゃんと歩けるようになる」
と言われ続けていた
茶豆の足は、この頃になると
むしろ だんだん
歩けなくなってきていました。
エレベーターのある中学校でないと
もう・・・ む り
(;´Д`)ウゥ・・・
茶豆は
中学受験をするしかなくなりました
(エレベーターのために!?)
けれどそれは、
小学校もロクに通っていなかった
茶豆にとっては、
あまりにも無謀なものでした。
「小学校の勉強
ぜんぜんやってないし、
中学受験だなんて・・・」
はたして自分にできるのか、
とても不安になった茶豆は
「おはぎちゃん」を読み返しました。
ピシャアアアァ――――――――――ン!!
Σ( ゚д゚)ハゥッ
ハゥッ
ハゥッ・・・!((エコー
カミナリに打たれました!
茶豆は気がついたのです!
「クラスのみんなが
仲良くなったらいいな」
と思って描いた「おはぎちゃん」が
じ つ は
大 冒 険 の お は な しだった!
ということに!
↓
おはぎちゃんは
たったひとりで、
どうやって行ったらいいのかもわからない
おはぎ山を目指し、
食べられそうになりながらも、
ついには
まぼろしのおはぎ集会に
たどりつくことができました。
「めっちゃ大冒険の
おはなしだったんじゃん!」
↑ 自分で描いたのに!?
「ただ おともだちがほしいだけの
アマい話じゃ なかったのね・・・」
↑ だから自分で描いたんだってば!!
「そうだ、
おはぎちゃんがたったひとりで
冒険したように、
茶豆も、ちいさな小舟だけど
中学受験という荒波に立ち向かおう!」
そうして、
国語と算数の2教科だけを
死ぬほど勉強して、
私立中学に入学することができました。
・・・というわけで、
みごと陸にあがった茶豆は
めくるめく現実世界での暮らし
(ハッキリ言いましょう、
中学校での勉強です)に
まきこまれていき――――。
――――まぼろし国のことを
忘れていきました。
学級崩壊から生まれたのに・・・
受験の時に支えてくれたのに・・・
遠くなっていきました。
▶5: 新大陸編につづく
今日の「おは・きな・ずん!」、
いかがでしたか?
怒濤の中学生活のなかで
忘れ去られていった
ま ぼ ろ し 国 の 存 続 や
い か に ・ ・ ・ !
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/
下記バナーから
渾身の長編連続web漫画
『まぼおは』をご覧いただけます!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
▶「双方向バリアフリー」に関する
お話はコチラ!