絵本「おはぎちゃん まぼろしのおはぎ集会のまき」Amazonで復刊!
茶豆和菓子の おは・きな・ずん!
はっじまっるよ~!
こんにちは!
今日はみなさんにお知らせがあります!
なんと このたび!
絵本
『おはぎちゃん
まぼろしのおはぎ集会のまき』が
POD(プリントオンデマンド)にて
復刊しました~~~!
(*ノ´▽`*)ノわ~いわ~い!
ということで、今回は
茶豆がどうして
絵本
『おはぎちゃん
まぼろしのおはぎ集会のまき』
を描こうと思ったのか、
改めてお話ししたいと思います!
以前、
また、講演会 などでも
ご紹介させていただいたのですが、
じつは、現在連載している
もともとは茶豆が小学5年生のときに
夏休みの自由研究で描いた
絵本だったのです。
その当時、
茶豆のクラスは学級崩壊していて
みんな、気持ちがトゲトゲしていました。
みんな、気持ちがトゲトゲしていました。
闘病のため、たまにしか
学校に行けなかった茶豆にも、
「いいよね~、時々しか
学校に来なくていいんだから」
「具合悪いって本当なの?
だっていま元気じゃん?」
「なんか、
イベントのときだけは来るよな」
と、トゲトゲは向かって来ました。
・・・まぁ、そうですよね。
いま目の前にいる人が
普段どれだけ具合が悪くて、
どれだけがんばって
学校に来ているかなんて、
なかなか想像できることでは
ありませんよね。
ましてや、学校という居場所が
壊れてしまっていた子供たちにとっては
なおさら難しかっただろうと思います。
そうして、
みんなに余裕がないことが分かり
その心のSOSを感じた茶豆は、
夏休みの自由研究で、
夏休みの自由研究で、
絵本を描くことにしました。
当時、病気や治療の関係で、
なかなか食べることができなかった茶豆に
少しでも
少しでも
食べる楽しみをもってもらいたいと、
母は、いろいろと工夫をして
母は、いろいろと工夫をして
美味しいお料理を作ってくれました。
で、
ある日、おはぎを作ってくれたのですが、
それがおいしくって・・・!
甘くて 丸くて かわいくて・・・!
そこから少しずつ、
食べることに興味が出たのでした。
ということで、絵本の主人公は
おはぎの女の子、おはぎちゃんです!
おはぎの女の子、おはぎちゃんです!
みんな、これを読んで
優しい気持ちになってくれたらいいなぁ。
夏休みが終わって、秋になったら、
仲が良かった頃のみんなに戻れるよね。
そんな淡い希望と祈りを込めて描いた
『おはぎちゃん』でしたが、
まぁ、結果から言うと、
5年生にもなって
茶豆のそんなこどもっぽい思いなんて、
伝わるはずもありませんでした。
伝わるはずもありませんでした。
でも、
深い部分のメッセージは伝わらなくても、
とても面白いと人気になり、
クラスも学年も超えて
クラスも学年も超えて
借りられていって、6年生のときに、
なんと文芸社さんから
出版されることになりました。
また、その当時から、
続編を読みたい!
続編を読みたい!
続きはないの?という
嬉しいお声はいただいていたのですが、
嬉しいお声はいただいていたのですが、
じつは、そのころの茶豆は
中学受験で大変だったのと、
受かった後に病状が悪化したこともあって、
目まぐるしい忙しさのなかで
とても創作活動ができるような状態ではなく、
おはぎちゃんたちのことを
だんだんと忘れていってしまったのです。
受かった後に病状が悪化したこともあって、
目まぐるしい忙しさのなかで
とても創作活動ができるような状態ではなく、
おはぎちゃんたちのことを
だんだんと忘れていってしまったのです。
いま考えると、
とても もったいないことでは
あるのですが、その当時は
心身の変化と学校の勉強に
ついていくのに必死だったんです・・・。
(*_*;)
そして、心理学を勉強したいという
新たな目標を見つけた茶豆は、
都内の大学に通うようになりました。
車イスで電車に乗り、
都会の道を行くのはなかなか大変でしたが、
親切な駅員さんや
親切な駅員さんや
友人たちの助けを借りて、
一生懸命通いました。
一生懸命通いました。
お母さんと乗り合わせました。
カワイイなぁと思って赤ちゃんを見ていると、
疲れているのか、
疲れているのか、
その子は泣き出してしまいました。
ちょうど通勤通学の時間だったこともあり、
周囲の目も痛くて、
お母さんは赤ちゃんをあやしながら
とても申し訳なさそうです。
茶豆はバッグをあさり、
「大丈夫だよ~、
赤ちゃんは泣くのが仕事なんだからね~」
「大丈夫だよ~、
赤ちゃんは泣くのが仕事なんだからね~」
と、とっさに絵を描きました。
自分でも驚いたことに、
それは、おはぎちゃんの絵でした。
それは、おはぎちゃんの絵でした。
すると
赤ちゃんはピタリと泣き止み、
おはぎちゃんの絵をじーっと見つめます。
おはぎちゃんの絵をじーっと見つめます。
絵を手渡すと、
きゃっきゃと嬉しそうに笑ってくれました。
そのとき、
絵を見たお母さんが言いました。
「ありがとうございます・・・って、
あら?私、この絵を知ってるわ!
たしかおはぎちゃんよね?
あなたもあの絵本を知ってるの?」
「えぇっ!?
はい、いや、知ってるってゆーか、
描いた本人でして・・・」
「えぇ!?そうなの!?」
なんと、そのお母さんは
児童関連のお仕事をされている方で、
こどもたちに『おはぎちゃん』を
読んであげたことがあるのだというのです!
こどもたちに『おはぎちゃん』を
読んであげたことがあるのだというのです!
お母さんもびっくりだったでしょうが、
茶豆も驚きました。
茶豆も驚きました。
もう10年以上も前の絵本を
覚えていてくださったなんて!
そしてその方と
こんなふうに出会うなんて!
なんというメルヘン!
目的の駅に着くまで、そのお母さんと
おはぎちゃんの話をして、
とても楽しい時間を過ごしました。
「あー、楽しかった!
それじゃあもう行くわね。
あんなに泣いていたこの子が
あんなに泣いていたこの子が
泣き止むんだもの、
子供の心に響くものがあるのよ!
いつか続きを描いてくださいね!」
子供の心に響くものがあるのよ!
いつか続きを描いてくださいね!」
茶豆は
八王子駅に着くまでの残りの時間、
ずーっと考えていました。
ずーっと考えていました。
『おはぎちゃん』は
学級崩壊していた自分のクラスのために
描いたものでした。
描いたものでした。
もちろん、学級崩壊が
収まることはありませんでしたが
となりのクラスや、別の学年、
となりのクラスや、別の学年、
さらに学校を超えて人気になり、
文芸社さんから出版できたこと。
文芸社さんから出版できたこと。
現実のツラさのなかで
おはぎちゃんを忘れていった自分。
泣き止んだあの子。
お母さんの笑顔。
自分はもしかしたら あの時、
とても良い作品を
描いたのではないだろうか。
自分に自身がなくて、
「どうせ私なんて」と思っていたあの頃。
闘病で余裕もなくて、
メルヘンの気持ちを忘れていったんだった。
――――あぁ、そうか。
おはぎちゃんは、私自身なんだ。
心理学を勉強した今ならわかります。
『おはぎちゃん』に出てくるキャラクターは
みんな、茶豆自身なんだ。
じゃあ、
私の時間はこうして進んだけど、
おはぎちゃんは?
おはぎちゃんは
まぼろしのおはぎ集会に
たどり着いたあと、どうしたんだろう。
おはぎちゃんに会いたい・・・!
これが、
「茶豆自身だったキャラクター」が
命を得て動き始めた瞬間。
命を得て動き始めた瞬間。
まぼろし国が復興した瞬間でした。
そこから茶豆は
絵本『おはぎちゃん』の続編として、
webマンガ『まぼおは』を描き始めたのです。
webマンガ『まぼおは』を描き始めたのです。
嬉しいお声をいただいたのでした。
8月1日から下記にて好評販売中です!
宣伝には「イキイキとした」と書いてありますが、
宣伝には「イキイキとした」と書いてありますが、
当時小学生だった茶豆が闘病中の震える手で描いた
生々しい感性を(笑)ぜひご覧くださいませ!
ペーパーバック
¥626 です!
¥626 です!
Amazonから
届きました!
なつかしい表紙・・・!
震える手で描いたことが
よくわかりますね(笑)
ちなみにweb4コマ『まぼおは』では
こんなかんじです!
↓
今日のおは・きな・ずん、
いかがでしたか?
こどもっぽい祈りやメルヘンは、
現実の前には
現実の前には
無力に思えるかもしれません。
それは、
あのとき崩壊していたクラスで
茶豆が本当に伝えたかったメッセージが
なかなか伝わらなかったように、
茶豆が本当に伝えたかったメッセージが
なかなか伝わらなかったように、
純粋でやわらかい気持ちは、
現実的な問題や
刺激的なことがらに対して、
すぐにはその効果が
すぐにはその効果が
見えないからかもしれません。
でも、
ツラい気持ちを表現したり、
ひとに伝えたり、
また、誰かの気持ちを
思いやるといったことには、
想像力が必要です。
そして、想像力は
メルヘンを信じ、
自分や相手を許して
認めることから生まれるのです。
もちろん、
今すぐには伝わらないかもしれません。
でもきっと誰かが、
あなたの中のメルヘンを
見つけてくれる時がきます。
だから、つらくなったら、
『おはぎちゃん』や
『まぼおは』を読んでください。
まぼろし国は、
いつでもあなたをお待ちしております。
それでは今回はこのへんで!
またね~(^^)/
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渾身の長編連続web漫画
『まぼおは』をご覧いただけます!
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